建売の一戸建て住宅で気をつけるべきこと

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一戸建て物件とあるご夫婦が一戸建て物件を探されているとのことで相談に乗りました。話を聞くと先日出向いたオープンハウスで、数百万円単位での値下げをするから買ってほしいと半ば懇願されたので、「検討します」とだけ言い残して帰ってこられたのだそうです。


どうして値下げをしたのかと話を聞いてみたら、どうやら、住宅の基礎が沈んでしまい、家が傾いたためにジャッキアップをかけて、元の水平状態に直したための値下げだったのだとか。立地的にも申し分なく、値下げ額として提示された金額は、ご夫婦としては「おいしい金額」だったそうですが、はたして購入していい物件なのか…という内容でした。

いったん沈んでしまった基礎部分は、いくらジャッキアップをかけてもとに戻したとしても、長い年月をかけて再び沈んでしまう可能性が高いと思われます。その場合には、家の傾きを直さなければなりませんし、かなりの費用がかかってしまうといえるでしょう。また、基礎が不十分で家が沈んでしまったのか、もしくは地盤がゆるくて沈んでしまったのか分からない状態ですが、どのみち「あまりいい家」ではないことが言えます。


値下げをしている一戸建て物件に関しては、「なぜ値下げをしたのか」を売主に必ず問い合わせるようにしましょう。値下げしたからと契約をせかしてきたり、値下げの理由を口ごもるようであれば、まずはいったん引きさがって考え直した方が賢明です。建売物件の値下げは新築の一戸建てでも注意をするべきでしょう。